煎茶道 & 着物外出デビュー
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今回も人形町「萌」のイベントに参加してきました。
「煎茶を楽しむ会」、小川流の煎茶道の体験会です。
和のお稽古を始めたいなぁと思っていた時に見つけたイベント情報でしたので、待ち遠しかったです。
同じ席に身内の小川流の門下生や江戸千家(抹茶の茶道)の門下生の方々がいらして、やはり、作法をちゃんと習いたいなぁと思いました。
事前に茶道の体験教室に行っていてよかったです~
そして、この機会に着物外出デビューを果たしました^^
抹茶の茶碗は両手ででも持てる程度の大きさですが、煎茶の茶器は小さくて可愛らしい^^
おままごと気分でワクワクしました。
中国茶の茶芸に少し似ています。
大きい急須のお湯を小さい急須の上から掛けたり、高い所からお湯を注いで泡(茶葉のアクかな?)を立てたり・・・
ルーツは中国の茶道ですから、当然なのですが。
↑お手前をご披露くださった方は緊張なさっていたようですが、美しかったです^^
この方のお友達がお客席から写真を撮られていたので、私も了解をもらって撮らせていただきました。
↑このように運ばれ、二煎・白湯と三度煎れる際、同じお茶碗が同じ人にまた渡るようになっています。
小川流を確立した人が医師だったので、衛生面に気を配ったお手前になっているそうです。
一番驚いたのは、一煎目はほんの2,3滴で、二煎目も3口位の少量だったこと。
自宅で煎れるたっぷり湯飲みの煎茶とは全く違いました。
味も凝縮されているのか、塩味のような渋味のような味がして、いつまでも口の中に残っている感覚。
抹茶では、お茶を美味しく飲むために、甘いお菓子を最初にいただきますが、味が微妙な煎茶ではお茶の後にお菓子をいただき、お菓子の後に白湯をいただきました。
「喫茶」という単語のように、「茶は渇を止むるに非ず、喫するなり」とのこと。
ゴクゴク飲むのではなく、喫すると。
興味深いお話でした。
外出デビューは、紫の角通しに象牙色の帯。
帯は着付け教室の終了式と同じです。秋っぽい桔梗の花があるので、今のうちかなぁと思って合わせました。
やっぱりグダグダで、帯もずり落ち気味なので、途中ではだけたり、帯が落ちてこないか心配でしたが、一応大丈夫でした。
とにかく何度か着てみなくては忘れちゃうし、上手に着られるようにはなりませんもんね。
デビューにしては合格点ということにします^^
by chopihapi
| 2008-10-07 00:05
| ** 和道 **