映画マーリー & Cody
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気分転換にレイトショーで映画を見に行って来ました。
「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」。
原作の本に比べると、
映画は目の回るようなスピードに感じましたが、
本当にあっという間の2時間。
可愛くて切なくて暖かい映画です。
私は犬を飼ったことはありませんが、
犬を飼った経験のある人は楽しさ倍増でしょうね~
本を読んだ時、涙が出て満員電車の中や
コーヒーショップでウッウッと泣いていました。
ははは、読者もおバカです^^;
本の方がじっくり読めますが、可愛い映像は映画ならでは。
見に行ってよかった!
犬を飼ったことの無い私も大好きな思い出のワンコがいます。
彼を思い出してアルバムを引っ張り出しました。
短い間でしたが素敵な思い出をくれたCody。
↑ドックショーで隠れていた私を見つけてしまって興奮した彼。
係のおじさんも大慌て^^;
父が動物嫌いで飼うことが許されなかったせいか
ペットへの憧れがずっとあり、小学校時代の将来の夢には
「動物を育てる人」と書いていました。
飼育員ではないのです^^
そんな私が高校生の時に夢のような2週間を送りました。
朝、ハッハッという息づかいと胸の重圧の息苦しさで
目を開けると、ジャーマンシェパードのおっきい顔が!
犬のCodyとChelseaが私を起こしにに来ていて、
猫のBlackshotが私の顔を跨いで通り、
朝からみんなが私を取り合って大喧嘩^^;
こんな幸せを感じたことはありません!
ドッグショーにも出るような血統で厳しく躾けられていたので、
成犬2匹は絶対にソファなどの家具には上がらないし、
人にも抱き飛びついたりしないワンコ達でした。
やんちゃな子犬6匹は飛びつき放題でしたけど^^
とにかくCodyは私が大好きだったし、私も彼が大好きでした。
目が合うだけでシッポを床に打ちつけて、
寝るときは私のベッドにピッタリ背中をくっつけて寝ていたし、
私が帰宅するときは、まだ玄関まで数十メートル前なのに気付いて大喜び、
猫が私の膝に乗れば、威嚇して追い払ったり、
真似して私の膝に上がりたいけど(躾けで)上がれないジレンマで
挙動不審になったり・・・^^
ある日、家に1人で居るとき、脂汗が出るほどお腹が痛くなって
寝込んだ時がありました。
Codyが部屋に入って来たとき意識は朦朧としていたのですが
彼がベッドの中に入ってきたのです。
いくらベッドに呼んでも、躾けられていて絶対に上がらなかったのに、
その時だけは自分から潜り込んで、そっと横たわってくれました。
痛みと薬で、そのまま意識が無くなって寝てしまいましたが、
目が覚めた時に彼が腕の中にいて涙が出ました。
心配してくれてありがとう。
その日の夜に、もしかして今度も一緒にベッドで寝られるかな、
と思って、呼んでみましたが、ベッドに体が食い込む程に
押しつけて横になるだけで、上がりませんでした。
その後何度か挑戦しましたが(躾けていた飼い主ご夫妻、ゴメンナサイ^^;)
ベッドに上がることは2度と無かったです。
頭が良くて優しい犬でした。
驚くことに、3年後に再び会いに行ったとき、
私を覚えていたんです!
たった2週間しか一緒にいなかったのに。
最初ひと吠えした後はちょっと自信なさげに吠えて
しばらく不審そうに不思議そうに横目で私を観察しながら
部屋をウロウロ・・・。
突然思い出したらしく、急にシッポを振って近づいてきました^^
そうしたら滞在中はいつも横にくっついてました。
まさか思い出すとは思わなかた、感動!!
そのしばらく後、彼がドッグショーで活躍するようになって
元々のオーナーが返して欲しいといってきたので
育てた夫妻は、泣く泣く彼を手放したそうです。
そうしたら1ヵ月もしないで死んでしまったとのこと。
夫妻がどんなにがっかりしたかわかりません。
私も信じられませんでした。
本当に忠誠心のある立派なワンコでした。
少しの時間だったけど、私にもこんなに感動と愛情をくれてありがとう。
Cody, I love you forever.
by chopihapi
| 2009-04-05 13:21
| ** 愛好 **