はじめてのクラシック
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ドイツにいるバイオリニストの友達が夏休みで帰国し
飛び入りでコンサートに参加するというので行ってきました!
三枝成彰氏(作曲家)と小林研一郎(指揮者)主催の
「はじめてのクラシック~中学生・高校生のために~」。
全席1000円なのに中高生同伴でなくても
OKの太っ腹コンサートでした。
でも中高生対象という割には、
三枝氏のトークがアダルトだったり
時間も長いような感じはしましたが(笑)、
大人の私は久しぶりのクラシックコンサートを
楽しませてもらいました^^
↑コンサート前に食事をした「SCORPIONE」のカフェ。
特別な味ではないのですが何故か好きでよく行きます。
中高生向けだからか、トークの他にも
オーケストラの構成を楽器ごとに
各パートを演奏しながら紹介したり、
興味深い企画もありました。
それにしても、あの長い時間を
演奏するのはすごいエネルギー!
スポーツもそうですが、
人がエネルギーを発するのを観るのって
ちょっと疲れますけどいいですね。
クラシックも音だけ聴くとリラックスするイメージですけど、
生で観たら(聴いたら?)エネルギーをたくさん感じました。
コンサート終了後にご飯を食べながら
お喋りをしましたが、サプライズゲストで
彼女の友人ともご一緒させていただきました。
この2人は、知識が深く
いろいろなことを観る視点が深く、
そこから生まれる考察も深く、
何よりステキな言葉で表現をするんですよねー。
2人の言葉を聞くのがホント楽しかったです。
ありがとうございました^^
一番印象的だったのが
彼女がピアノを弾く時のイメージが
湖の水面を指で叩いて、その波紋が広がっていく
イメージということ(もっと違う表現だったかも^^;)。
彼の聴診器で心音を聞くときのイメージが
湖に心音の雫が落ちるイメージということ。
思いっきり美しい風景が頭に広がって感動しました。
表現者ってきっと、こういう風に誰かの頭に
湧き出るようにイメージを与えられる人なんだろうなぁ。
もっともっと表現してもらって、
私たちに美しい風景を見せて欲しいと思います。
あとは
「あると思えばある」
「無いと思うと無い」
ということ。
私も何事もあると思って観たり聴いたりしよう。
他にもいっぱい興味深い話がありましたが、
とりあえずいくつかメモできたのでこの辺で。
by chopihapi
| 2009-08-12 11:07
| ** 芸術 **